乾燥肌について

肌の乾燥、カサつきによる肌荒れに悩まされている方は多いのではないでしょうか。肌の乾燥、乾燥肌についてご紹介します。

私たち人間の健康な肌には角質層に水分が約30%含まれているといわれています。その水分量が30%以下の状態の場合、乾燥肌とされます。

乾燥は季節では寒い時期である秋から冬の変わり目、また暖かくなってくる春先にかけて体に痒みを感じるなど、季節の変わり目に乾燥が原因の肌荒れが多く見られると思います。冬場など外気が乾燥しやすい季節には湿度が30%以下になることがあります。そのような時は肌も角質層から水分が蒸発しやすくなりますので乾燥肌の状態になりやすくなります。しかし本来、人間の肌には肌の水分を保つための保湿成分が備わっているので、仮に湿度が0%になった場合でも保湿成分の働きにより肌の水分を保つことができます。ではなぜ乾燥肌になってしまうかと言うと、それは保湿成分を生成する力が年齢を重ねるにつれ、低下してしまうのが原因です。

乾燥肌の原因は肌の水分蒸発を防ぐ働きのある角質層の働きの低下、角質層を保護している皮脂膜の分泌の衰えにより肌が乾燥し、体全体の水分量が低下することによって起こります。一般的に20歳から25歳位までが体の水分量ピークといわれ、その後、減少し新陳代謝の衰えが始まります。毎日しっかりと保湿ケアをしないと肌の水分バランスが壊れ、カサカサ肌になってしまいます。肌の乾燥が気になる方は、保湿効果の高い化粧品や洗顔料を選びましょう。

またエアコンは室内を乾燥させるので、そのため肌が乾燥しがちになります。室内の湿度は50~60%が最適といわれていますが、肌には多少高めの60~65%ぐらいが良い状態です。自宅の室内では加湿器などを使用して60%ぐらいを保ちたいですね。水に濡らし絞ったタオルなどを室内にかけておくだけでも湿度アップに効果的ですので試されるとよいと思います。特に冬は室内の空気も乾燥してきます。肌が乾燥しカサカサ肌になりますので、肌に良い状態の若干高めの湿度を保つよう心がけたいものです。

肌がカサカサ乾燥するのに肌が脂っぽいという人は、特に男性にもいらっしゃるのではないでしょうか。その様な肌の症状はオイリードライ肌と呼ばれています。水分量が少ないのに皮脂は多い状態の肌のことです。オイリードライ肌は、湿疹やにきびなどの肌荒れになりやすい肌症状だといわれています。オイリードライ肌の場合、洗顔で十分に皮脂を洗い落とし、その後しっかりと保湿成分を肌に与えるようにしましょう。その場合の保湿には、セラミドやヒアルロン酸を含有していて油分の少ない化粧品を選択するのが良いでしょう。

また、皮脂(油分)と水分の違いを認識する必要があります。油分の少ない肌が乾燥肌だということではありません。乾燥肌とは肌の水分量が少なくなることであり、油分が少ない状態のことではありません。水分も皮脂も肌にとって必要な成分ですのでバランス良くケアし、肌荒れに対策したいものです。